作品セレクション.3-5
S、E、S、W
S
entimental Elegant
Sensitive Wonder

image photo by H.Makita

image photo by H.Makita
こちらのコーナでは、Sentimental、Elegant、Sensitive、Wonder
をキーワードに分類した作品を扱っております(特記以外は全てCD)。
もとより、音楽への印象や感じ方は個人によって異なりますから、これはあくまで当方の独断と偏見による分類であります。
このような分類の仕方は非常に脆弱で「一笑もの」の愚行であるかと思いますが、ジャンルを超えて幅広くより多くの人に作品を聴いてもらえたらと願うゆえの試行ですので、まずはご一覧下さいましたらば幸いです。
ひょっとしたら、お探しの作品や今まで知らなかったお気に入りのサウンドに出会えるきっかけなどになるかもしれません。
蛇足(?)ながら、作品のジャンルと5段階の★印で作風(サウンド)の○○度数などを付記しておりますが、あくまで当方の感性に基づくものであり、作品を選ぶ際のご参考に役立ていただければという趣旨から付記したものですので、★印の数で作品の善し悪しの評価などをしようとするものでは毛頭ありません。

現在、在庫切れの商品でも再入荷予定のものもございますのでまずはお問い合わせ下さい。

     
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(サウンドにうまく接続ができない場合は何度かクリックし直してみて下さい)



カタログ1 2 3 4 5 6】

 ZNR(Hector Zazou&J.Racaille)「Traite De Mecanique Populaire」

ちょっと奇妙でエキセントリックな感覚が美味なエリックサティ風の室内楽
鬼才Hector Zazouとその相棒J.Racailleによる、おフランスのユニットZNRの名盤ざます
●収録曲:




















●作風の5段階指標(目安)
  
エレガント度:★★★
     哀愁度:★★★★
ロマンティック度:★★★
    
不思議度:★★★★★
     繊細度:★★★★
ORIGINALCOUNTRY:
 FRANCE


★2009.12.10入荷


2008年9月に急逝した鬼才Hector Zazouと、その相棒J.Racailleによる、おフランスのユニットZNRの2作目が本作「Traite De Mecanique Populaire」ざます。
邦題は「一般大衆向け機械学概論」などという勿体ぶったタイトルがつけられていたようですが(当方フランス語を理解できないので直訳なのかどうかは不明です)、サウンドは難解なものなどではまったくありません。
その音楽性を簡単に要約して言ってみれば、アナログシンセのチープな音が非常に印象的な、ちょっと奇妙でエキセントリック感覚溢れる、エリックサティを彷彿とさせる洗練された室内楽的な旋律が印象的な作品とでもいいましょうか。
もっとも、このZNRは1968年のパリ5月革命の騒乱から生まれたユニットである「BARRICADE」を母体とするものであり、その音楽性の根っこにはアヴァンギャルド志向がありますから、分類的にはプログレシブロックの一派であるR.I.Oチェンバーレコメンロックとされ、本作もその筋の愛好家に珍重されてきたマニアックな作品といえます。
しかし、晩年はZazouも「Les Nouvelles Polyphonies Corses」や「COLD SEA」や「SAHARA BLUE」などのメジャーヒット作ですっかり有名となり、その若い世代のファンにも好まれる作品となったようです。エリックサティなどのフランス近代派のクラシックファンの方などが聴いても楽しめそうな作品ともいえるのではないでしょうか(2009.11記)

¥2,000 在庫切れ ジャンル:チェンバーレコメンROCK、POPS、室内楽          

David Sylvian「MANAFON」

ますます先鋭化しているDavidの2009年度最新作
一切のポーズや気負いなどは微塵もない、むきだしなまでのDavidの音的心象風景
●収録曲:




























●作風の5段階指標(目安)
  
エレガント度:
     哀愁度:★★★
ロマンティック度:★★
    
不思議度:★★★★★
     繊細度:★★★★★
ORIGINALCOUNTRY:


★2009.11.20入荷

※オリジナル輸入通常盤
限定版の入荷予定はいまのところありません(未定)


ここ数年は比較的コンスタントに新作を発表しているDavidが今年2009年にリリースした最新作です。
まず最初に聴いて、Davidはますます先鋭化しており、新たな次元の音楽を探求しようとしているのを感じさせられます。
それが成功であるのか、あるいは成功ではないのかは分かりませんが(そもそもそういうことを論じたところで不毛な気もします)、ギターやエレクトロニクス、ホーンセクションの空間を生かした音響的なサウンドの上をDavidの生々しいヴォーカルがぼんやりと漂う本作は、まぎれもなく天上天下唯我独尊のDAVIDだけの音楽世界。
あらゆる装飾をこそぎ落とし、分かり易いメロディや予定調和的な展開も感じさせません。
そこには一切のポーズや気負いなどは微塵もなく、むきだしなまでのDavidの心象風景があるようにも思います。
Burnt Friedmanと実弟であるSteve Jansen とのnine horsesとは異なるベクトルを持つ本作は、BLEMISHの延長上にあるサウンドのように思われます。
現代音楽や最近の北欧の新世代JAZZミュージシャンの作品にも通じるところもあります(実際、Arve HenriksenやNils Petter Molvaerなどとのレコーディングもある)。
私はこの「MANAFON」もかなり好きな音なので愛聴盤となりそうですが、件の「Blemish」同様、相当好き嫌いの評価の分かれる作品となるものと思われます。

「琵琶法師の弾き語り」
「表現として息を吹き返すものは余剰を切り捨てたシンプルな表現にある」
とは、Davidの友人でもあり過去の作品のジャケットアートワークも手がけている藤原新也が自身のブログにのせた感想ですが、初めてこの作品を聴いた時まったく同じようなことを当方も感じました。
あらゆるものが過剰で行き詰まったこの世界のなれの果てで、それもまた必然のことなのかもしれません。(2009.11記)

¥2,100  ジャンル:POPS、ROCK、         

 Khalil Chahine「NOUN」

今年2009年に10年ぶりにリリースされた、フランスのギタリスト&作曲家のKhalil Chahineの最新作品 ●収録曲:
01. Noun
02. Au Nombril Elegant
03. Les Virtuosit市s De La Torpeur
04. Larmes Aux Esprits
05. Daresalam
06. Tebeteba
07. Entre Juncal Y French
08. Roms
09. Cailar
10. I Promise
11. Promesse





















●作風の5段階指標(目安)
  
エレガント度:★★
     哀愁度:★★
ロマンティック度:★★
    
不思議度:★★
     繊細度:★★
ORIGINALCOUNTRY:
 FRANCE


★2009.09.10入荷


前作「BAKHTUS」(当SHOPでも6月に入荷済)以来実に10年ぶり、今年2009年6月にリリースされたフランスのギタリスト&作曲家のKhalil Chahineの最新作です。
長年彼の音楽を愛聴してきた身としては、それはもう待望の作品ですから聴く前からすでにもう盛り上がっており、パッケージを開けるのももどかしく期待しまくってCDをプレーヤーにセットしスタートします。
…確かにChahineの持ち味である美しいストリングスアレンジは健在ですし、アルバムの冒頭を飾る1曲目Nounの端正でクラシカルなヨーロッパテイストや、そこに聴かれるdaniel milleの奏でるバンドネオンの音色などはまさに面目躍起という感じもします。
またsopranino saxや flugelhornなど管楽器を導入し、ほかにも日本人女性演奏家によるkoto(琴)も取り入れるなどの試みも見受けられ、そういう音楽的な姿勢は素直に評価したいと思います。
…が、それも2曲目あたりまで…、それ以降は例えば、4曲目のあまりにも安直でステレオタイプな「西洋人から観たJAPONISM(ジャポニズム)的」な陳腐な旋律や楽曲の安易さやダサさ、6曲目の子どもの声をコラージュした曲のウザさやつまらなさなどがどうしても鼻についてしまいます(アルバム最後の曲なんて、どこからともなく現れたおっさんが、いきなり昔のほんわかアメリカ映画風なベタなありきたりな曲なぞ唄っちゃっていて(笑)、聴いてるこちらのほうが恥ずかしいなります。これはまじでイタイ…)。
当方の個人的な感想としては、これまでのChahineの作品にあった映画音楽や(実際映画音楽も手がけている)プログレロックにも通じるトータルコンセプトに欠けるといいましょうか、まとまりの無さとでもいいましょうか、音楽に対する創作のテンションや作品全体としての起伏や盛り上がりがあまり感じられず(とくに作品中盤の)、どこか散漫で作品としての完成度はいままでの作品にとうてい及ばない印象を正直うけてしまいます。
なんかボロカスな評価で批判めいてしまいすいません(汗、、過度に期待しすぎたせいもあるかも)。
とはいえ、Chahine自身の奏でるギターは素直に素晴らしいですし、例によって随所に現れる魅惑的なアラブ中近東あたりのエスニックなテイストや叙情性も健在ですから、それなりに楽しめる作品だとは思われますのでファンの方はやはり要チェックの作品ではないか?と思います(2009.08記)

¥2,700  ジャンル:POPS、JAZZ、SYMPHONY、          

 Khalil Chahine「mektoub/turkoise 2003」

浪漫派(ロマン)のあなたにお薦めする哀愁のエスニックシンフォニーサウンド
フランスの才人Khalil Chahine初期の2作をコンパイル、新録も追加されたお得なセット
●収録曲:2枚組作品
DISC1:
0
1. Lawrence
02. Mektoub 1
03. Mektoub 2
04. Mektoub 3
05. Homp
06. No Man'S Land
07. Guizeh 2002
08. Le Theme D'Alexandre
09. We'Re Got Time
全9曲収録

DISC2:
01.
Analfi
02. Ninos
03. Turkoise
04. Lux Aeterna
05. Cheyenne
06. Clair Obscur
07. Errances
08. La Vals Ede Chopin
全8曲収録

●作風の5段階指標(目安)
  
エレガント度:★★★★★
     哀愁度:★★★★★
ロマンティック度:★★★★★
    
不思議度:★★★★★
     繊細度:★★★★
ORIGINALCOUNTRY:
 FRANCE

★2009.06.06入荷


ずっと以前に当shopでもご紹介したことのある、フランスのギタリストであり作曲家でもあるKhalil Chahineの作品ですが、それを購入された方々からほかにもこのアーティストの作品を欲しいので入荷して欲しいというお問い合わせをいただきました。
そこでこのほど当shopでは、そのChahineの未紹介だった作品を入荷することに致しました。
それが本作「Mektoub/Turkoise」です。録音年代からいえば、「Mektoub」が89年に、「Turkoise」が91年にそれぞれ発表されておりますが、今回入荷のこのCDはその2枚を1セットにし、さらに、「Mektoub」のtrack07を新録音し直した「GUIZEN2002」に差し替えた2003年ニューバージョンとして再リリースされたものです。
どちらも発表からすでに20年余りを経過する作品になりますが、Chahineの音楽の特徴である、浮遊感のある流麗なストリングスとオーケストレーションはすでにこの時に確立されており、また随所に立ち現れる中近東アラブ方面のエスニックな旋律の特徴も現れていて、以前にご紹介した作品「HEKMA」「OPAKE」とも遜色の無い素晴らしい作品となっています。
フランスのギタリストであり作曲家でもあるChahineは、日本では一般にその名は有名ではありませんが、先入観をもたずにひとたび作品を聴かれれば、その音楽性の高さや美しさをすぐ実感されることと思います。
作品はどれも非常に映像を喚起するものであり、構成やアレンジ、SEの使い方も効果的で親しみやすいので、是非女性の方々に聴いてもらいたいと願います。
JAZZファンはもちろん、PAT METHENYのお好きな方や、プログレシブロックファンにもお薦めします(2009.04記)

¥4,200  ジャンル:SYMPHONY、JAZZ、            

 Khalil Chahine「BAKHTUS」

よりシンプルに直球勝負となったヨーロッパ的な哀愁溢れるサウンドの99年作品
Chahineのギタリストとしての技量を存分に味わえる好作!
●収録曲:
0
1. Shaman
02. Le Fleuve Ebene
03. Le Talisman
04. Le Talisman (2 & 3)
05. Les Fleurs De Chair
06. Pourpre
07. El Melopongo
08. Monastere
09. Cybele
10. Clair-Obscur
11. La 11eme Danse















●作風の5段階指標(目安)
  
エレガント度:★★★★★
     哀愁度:★★★★★
ロマンティック度:★★★★★
    
不思議度:★★★
     繊細度:★★★★
ORIGINALCOUNTRY:
 FRANCE
★2009.06.06入荷


ずっと以前に当shopでもご紹介したことのある、フランスのギタリストであり作曲家でもあるKhalil Chahineの作品ですが、それを購入された方々からほかにもこのアーティストの作品を欲しいので入荷して欲しいというお問い合わせをいただきました。
そこでこのほど当shopでは、そのChahineの未紹介だった作品を入荷することに致しました。
それが本作「BAKHTUS」で、99年にリリースのリーダー名義としては現時点では(2009年6月現在)最新作にあたるものです。
これにより、今回同時入荷の「Mektoub/Turkoise」と以前にすでにご紹介済みである作品「HEKMA」「OPAKE」と併せ、Chahineのリーダー名義の作品に関しては当shopでもすべてご紹介したことになります。
さて、本作までのChahineの作品はどれも組曲形式でしたが、今回ははじめて非組曲形式になっています。といっても寄せ集めではなく、作品としてのトータルコンセプトや一貫性があるので散漫な印象はあまりありません。
また、Chahine自身の奏でる、ギターやBANJOなどがより一層フィーチャーされているのも特徴で、ギタリストとしての技量を存分に味わうのにも最適な作品となっていると思われます。
フランスのギタリストであり作曲家でもあるChahineは、日本では一般にその名は有名ではありませんが、先入観をもたずにひとたび作品を聴かれれば、その音楽性の高さや美しさを実感されることと思います。
構成やアレンジ、SEの使い方も効果的で非常に親しみやすいので、是非女性の方々に聴いてもらいたいと願う作品です。
JAZZファンはもちろん、PAT METHENYのお好きな方や、プログレシブロックファンにもお薦めします。近く久々のリーダー名義の作品も予定されておりますようで(実に10年ぶり!)、そちらのリリースも待ち遠しく注目しています(2009.04記)

¥2,700  ジャンル:SYMPHONY、JAZZ、            

John Surman「The Spaces In Between」

英国のサックス奏者John SurmanがベースのChris Laurence、弦楽四重奏団と組んだ
クラシカルで物憂げな雰囲気が漂う2007年度作品
●収録曲:
01.
Moonlighter
02.You Never Know
03.Wayfarers All
04.Now And Again
05.Winter Wish
06.The Spaces In Between
07.Now See!
08.Mimosa
09.Hubbub
10.Where Fortune Smiles
11.Leaving The Harrow





●作風の5段階指標(目安)
  
エレガント度:★★
     哀愁度:★★★★
ロマンティック度:★★
    
不思議度:★★★
     繊細度:★★★★
ORIGINALCOUNTRY:
 GERMANY


★2008.12.28入荷


英国のFREE JAZZシーンで忘れてはならない一人、それがJohn Surmanと思います。
本作は、そのSurmanがベースのChris Laurenceと弦楽四重奏団と組んだ2007年リリース作品です。
非常にクラシカルで物憂げな雰囲気が漂う作品で、Trans4marionの奏でるストリングスの淡いハーモニー、その上に漂うような物憂げなサックス、とつとつと語るかのようなChris Laurenceのダブルベースなど、この閉塞感の漂う年の瀬に聴く事でかえってその音楽の魅力をしみじみと感じてしまいます。
ECMとの関係が長いSurmanですが、過去に本作と同じメンバーと楽器編成で「Coruscating」という作品を録音しており、本作はその続編と考えられますが、本作のほうがより音楽のクラシカルな要素が増したように思われます。
正直、血気盛んな(?)6O年代末や70年代初期の演奏から比べると、Surmanも随分枯れたものだなあ(悪い意味ではなく)などと、生意気千万なことを思ったりもするのですが、これはこれでまた別の魅力のある作品と思います。

(2008.12.15記)。

¥2,350  ジャンル:JAZZ、

Jon Balke「BOOK OF VELOCITIES」

瞑想的な雰囲気の、残響を生かした硬質なピアノタッチによる点描的な音楽
先鋭的で実験的なミステリアスなピアノ作品
●収録曲:
Chapter I
Giada
Scintilla
Spread
Castello
Resilience
Chapter II
Single Line
Nyl
Double Line
Chapter III
Obsidian
Sunday Shapes
Gum Bounce
Finger Bass
Contrivance
ほか全19曲

●作風の5段階指標(目安)
  
エレガント度:
     哀愁度:★★★
ロマンティック度:★★
    
不思議度:★★★★★
     繊細度:★★★★
ORIGINALCOUNTRY:
 GERMANY


★2008.12.08入荷


もともとJAZZ分野ではピアノトリオの人気の高い日本ですが、ここ数年さらにその人気は高まっているようです。
そこで今回、当SHOPでも例によって気の向くままに当方の独断と偏見による、お薦めのピアノが主体の作品をいくつかご紹介してみることにしましょう。
さて、本作の主であるJon Balkeは、北欧のキーボード、ピアノ奏者、作曲家であり、その作品の一部はすでに当SHOPでも紹介済ですが(Jon Balke&Magnetic North Orchestra「Kyanos」がそれ)、今回入荷した本作「BOOK OF VELOCITIES」は初のピアノソロ作品です。
収録された全19曲は、全てBALKEの手によるオリジナル曲であり、全部で4つの章で構成されています。即興演奏によるものと作曲された部分の楽曲があり、瞑想的な雰囲気の、残響を生かした硬質なピアノタッチによる点描的な音楽です。
前々から感じていたことですが、Balkeの演奏や音楽性は非常に個性的で、今回ピアノソロ作品というスタイルをとることでその個性がより浮き彫りになった感があり、その音楽性はまさにJon Balke独特であるとしかいいようのないものだと思います。
オーソドックスなJAZZピアノ作品とは一線を画す、むしろ現代音楽に分類されると思われる、先鋭的で実験的なミステリアスなピアノ作品です。聞き辛さはありませんが、少なくとも真夏のビーチやドライブで聴くのには不向きなことだけは確かです。(2008.11.01記)。

¥2,350  ジャンル:JAZZ、

Tord Gustavsen「THE GROUND」

前作よりも演歌色(?)や憂いの度合いが若干減退し、緩急のバランス感覚が向上した
Tord Gustavsenの第2作

●収録曲:
01.Tears Transforming
02.Being There
03.Twins
04.Curtains Aside
05.Colours of Mercy
06.Sentiment
07.Kneeling Down
08.Reach Out and Touch It
09.Edges of Happiness
10.Interlude
11.Token of Tango
12.The GroundZ



●作風の5段階指標(目安)
  
エレガント度:★★★★
     哀愁度:★★★★
ロマンティック度:★★★★★
    
不思議度:★★
     繊細度:★★★★

ORIGINALCOUNTRY:
 GERMANY


★2008.12.05入荷


今回Tord Gustavsenの2作を同時入荷してみましたが、本作はリーダー名義デビュー作にあたる前作「CHANGING PLACES」に続いてリリースされた第2作目にあたります。
さて本作品についてですが、やはりこちらも収録曲はすべてGustavsenのオリジナル曲で構成されており、演奏メンバーも前作と同じトリオ編成によるものです。
音楽や演奏スタイルも前作を踏襲しており、大きな変化はないように感じられますが、前作よりも演歌色(?)や憂いの度合いが若干減退し、アップテンポの曲も収録されている分、作品全体の緩急のバランス感覚が向上した、そんな印象を受けます(これはこの作品をすでに聴いた多くの方やファンもすでに指摘していますが)。
前衛性や実験性を求めた音楽ではないので、極めてオーソドックスな素直な音楽ですので、良い意味で無難にしっとりと聴ける、親しみやすい音楽だと思います。
ちなみに、本作も前作も、ECMのピアノ作品としては「Keith Jarrett以来のセールスを記録した」といわれ、また地元ノルウェーのヒットチャート(VG Chart) でナンバーワンを記録したそうですのですでに多くの人に知られているとは思いますが、今回初めて知った方はもちろん、まだ聴かず嫌いの方にもBill Evansファンなどの方にも当方からもお薦め致します。
(2008.11.01記)。

¥2,350  ジャンル:JAZZ、

Tord Gustavsen 「CHANGING PLACES」

新進気鋭の若手JAZZピアニストTord Gustavsenのデビュー作
ノスタルジックな憂いを帯びたメロディーのヒット作
●収録曲:
01.Deep as Love
02.Graceful Touch
03.IGN
04.Melted Matter
05.At a Glance
06.Song of Yearning
07.Turning Point
08.Interlude
09.Where Breathing Starts
10.Going Places
11.Your Eyes
12.Graceful Touch, Variation
13.Song of Yearning (solo)










●作風の5段階指標(目安)
  
エレガント度:★★★
     哀愁度:★★★★★
ロマンティック度:★★★★★
    
不思議度:★★
     繊細度:★★★★
ORIGINALCOUNTRY:
 GERMANY


★2008.12.05入荷


もともとピアノトリオの人気の高い日本ですが、ここ数年さらにその人気は高まっているようです。
そこで今回、当SHOPでも気の向くままに当方がお薦めするピアノ作品をいくつかご紹介してみることにしましょう。そのなかの一人がTord Gustavsen です。
Gustavsenは新進気鋭の北欧の若手JAZZピアニストで、2003年にリーダー名義としては初の作品をリリース。2008年10月現在までに3枚のリーダー作品を発表しています(いずれもECM)。
本作「CHANGING PLACES」はそのなかの第1作、つまりリーダー名義でデビュー作にあたります。
収録曲は全てGustavsenのオリジナル曲なのですが、それらは旧き良き時代のスタンダードや叙情歌のカバーなのでは?と錯覚するほどのどこかで聴いた事のあるようなノスタルジックな憂いを帯びたメロディー。
一歩間違えば、最近の一部の日本映画にみられるような「ほら、だから、ね?泣けるでしょう?的」な、あざとい糖分過多のありがちな作品に陥りそうな危険さえ孕んでいるのですが、じつに絶妙なところにとどまってバランスを保っており、それはこのピアニストのセンスの良さや技量ゆえのものではないかと思われます(だからこそ、ECMの厳しい審美眼にもかなった?)。
曲調もスローからミディアムテンポで、素直にしっとりと鑑賞できる夜の音楽だと思います。
ちなみに本作は次作と並び、ECMのピアノ作品としては「Keith Jarrett以来のセールスを記録した」といわれておりますのですでに多くの人に知られているとは思いますが、まだ聴かず嫌いの方にも当方からも推薦を致します。(2008.11.01記)。

¥2,350  ジャンル:JAZZ、

Hector Zazou&Swara「In The House Of Mirrors」

フランスの鬼才HECTOR ZAZOUの遺作となってしまった2008年最新作
インドの4人の演奏家を招いて作り上げた、インドテイストのZAZOU流エスニックアンビエント
●収録曲:
01.1Zannat
02.Kanoon Ampa
03.Attainable Border: South
04.Wanna Mako
05.Sisyphe
06.Nazar Shaam
07.Hool Ki Seva
08.Twice as Good as We Are
09.Darbari (With Soul Without Rules)
10Attainable Border: East






●作風の5段階指標(目安)
  
エレガント度:
     哀愁度:★★★★★
ロマンティック度:
    
不思議度:★★★★★
     繊細度:★★★★★

★2008.11.22入荷


今年2008年9月に急逝した、フランスの鬼才HECTOR ZAZOUの遺作となってしまったのがこの最新作です。
世界各地の伝統音楽や民俗音楽などを取材し、独自の視点やテーマで再構築するという手法による音楽は、とくに90年代以降のZAZOUの代表的なスタイルとなり、また一方でアンビエントやエレクトロニカも手がけ、積極的に最先端音楽シーンやアヴァンギャルドな創作にも常に取り組んでいました。
さて、本作はインドの4人の演奏家を招いて作り上げた、インドテイストのZAZOU流エスニックアンビエントといえる作品です。
当然、作品全体にインドの楽器がフィーチャーされているのですが、そこはZAZOUの手がけた音楽、ただの観念的なインド音楽にはならず、またZAZOUの作品に特有の淡い枯れた音色が顕著。一聴すれば、その個性がすぐ実感できます。
ノルウェーのトランぺッターNils Petter Molvaerも参加しており、個人的にはその音色がなんとも不思議なミスマッチをしている4曲目などは、まるでZAZOU自身へのレクイエムのように感じられ、聴く者にZAZOUがもう居なくなってしまった寂しさが一段と迫ってくるので、とても切なく悲しくなってしまいました。あらためてご冥福を祈ります(2008.11.20記)。

¥2,200  ジャンル:エスニックアンビエント   

Kenny Wheeler(W/John Taylor/Gabriele Mirabassi)「MOON」

Kenny Wheeler/John Taylorの名コンビがイタリアのレーベルに録音した作品。
クラリネットにGABRIELE MIRABASSIを迎えた情感豊かなロマン派の作品

●収録曲:
01.After the Last Time
02.Flo
03. Ambleside
04.Introduction to a No Particular Song
05.Moon
06.Sly Eyes
07.3/4 P.M.
08. DeRiviation
09. Medium 30





●作風の5段階指標(目安)
  
エレガント度:★★★★
     哀愁度:★★★★
ロマンティック度:★★★★
    
不思議度:★★
     繊細度:★★★

ORIGINALCOUNTRY:
 ITALY


★2008.11.03入荷


Sylvianの多くの作品で客演しているカナダ出身のトランぺッターKenny Wheelerについては、ファンの方にはくどくどとした説明はもはや不要とは思います。
今年70歳も半ばになるそのWheelerの大変長いキャリアを俯瞰してみると、なかでもAZIMUTHなどのECM作品をはじめ、人気JAZZピアニストJohn Taylorとの共演共作作品が目立つのに気づきます。
その長きに渡り相棒的存在(?)であるTAYLORとイタリアのレーベルに録音されたものが本作「MOON」です。
さてその本作は、クラリネットにGabriele Mirabassiを迎えた2管+ピアノのトリオ編成で、収録された9曲は全てWheelerまたはTaylorによる過去の名曲も交えたオリジナル。
Wheelerの情感豊かなトランペット、Taylorのクリスタルな響きのピアノは今回も期待通りに大変美しくロマンティック。
Mirabassiの柔らかな響きのクラリネットがまた大変良い情感を醸し出しています。
「中秋の名月」の時期は逃してしまいましたが、タイトルやジャケットデザインのように、晩秋から初冬の月を眺めながら聴くなどという演出もまた大変趣き深くて良いのではないでしょうか?(2008.11.01記)。

¥2,550  ジャンル:JAZZ、

David Sylvian「CAMPHOR」

今までの作品の中からインストの曲を集大成、新曲やオリジナル曲を再構成した
VERSIONも収録の長年のファンも見過ごせないお買い得作品
●収録曲:
DISK1.
01.All Of My Mother's Names
02.Red Earth (as Summertime ends)
03.Answered Prayers
04.The Song Which Gives the Key to Perfection
05.New Moon at Red Deer Wallow
06.Praise
07.Wave (version)
08.Mother And Child (remix)
09.Plight (version)
10.Upon This Earth
11.Big Wheels in Shanty Town
12.The Healing Place
13.Camphor
14.A Brief Conversation Ending in Divorce
DISK2.
01.Plight
02.Mutability
03.Premonition
●作風の5段階指標(目安)
  
エレガント度:★★
     哀愁度:★★★★★
ロマンティック度:★★★
    
不思議度:★★★★★
     繊細度:★★★★★
ORIGINALCOUNTRY:
 UK


★2008.11.03入荷
在庫切れ


JAPAN時代を含め20年以上在籍したVIRGINレコードを離れるにあたり、SYLVIANの今までの作品の中からインストの曲を集大成したものが、本作「CAMPHOR」で2002年にリリースされました。
ヴォーカル曲を集大成した作品「EVERYTHING&NOTHING」の姉妹編ともいえる作品で、本作にも今までの作品にリリースされていない新曲や、オリジナル曲を再構成したVERSION、元はヴォーカルだった曲を再構成し、インストトラック化したものなどを収録したり、「RAIN TREE CROW」からの曲も収録されるなど多彩な内容で、単なる寄せ集めのコンピレーションにはならず、トータルで聴かせる構成力もある作品となっています。
今回入荷の初回デジパック仕様盤は2枚組で、BONUS DISKには、HOLGER CZUKAYとのコラボレーション作品「PLIGHT&PREMONITION」がほぼそのまま収録されているので、その意味でも大変お買い得な作品であると思います(2008.11.01記)。
※初回仕様デジパックのUK輸入盤です

¥2,000  ジャンル:アンビエント、POPS

Marilyn Mazurs FUTURE SONG「Small Labyrinths」

JAZZ界では珍しい女性パーカッション奏者=Marilyn MazursのECM初のリーダー作
迷宮感覚(Labyrinths)漂う、スリリングでアヴァンギャルドな作品。
●収録曲:
0
1. A World Of Gates
02.Drum Tunnel
03.The Electric Cave
04. The Dreamcatcher
05.Visions In The Wood
06.Back To Dreamfog Mountain
07.Creature Talk
08.See There
09.Valley Of Fragments
10.Enchanted Place
11.Castle Of Air
12.The Holey



●作風の5段階指標(目安)
  
エレガント度:★★
     哀愁度:★★★
ロマンティック度:★★★
    
不思議度:★★★★★
     繊細度:★★★★
ORIGINALCOUNTRY:
 GERMANY

★2008.03.22入荷


今年2008年に、久々にJAN GARBAREKとのデュオ作品をリリースしたMarilyn Mazurは、
80年代にMILES DAVISのグループに在籍したことでも知られるJAZZ界では珍しい女性パーカッション奏者
その演奏には定評があるようで、ほかにもECM作品をはじめ多くのミュージシャンの作品に参加クレジットが見受けられます。
本作はその彼女が、Marilyn Mazurs FUTURE SONG名義でECMからとしては初のリーダー作としてリリースした作品。
個性的な参加ミュージシャンの演奏に支えられ、パーカションやヴォーカルパフォーマンスを駆使したサウンドは、タイトルの示すとおり迷宮感覚(Labyrinths)に溢れており、なかなかにスリリングでアヴァンギャルド。
そして所々に垣間見せる、
ヨーロッパ的な美意識がまた魅惑的な作品でもあります。ゲストミュージシャンも、人気トランペット奏者Nils Petter Molverなど北欧筋のファンにとっても魅力です(2008.2.01記)。
◆Aina Kemanis voice ◆Hans Ulrik saxophones ◆Nils Petter Molver trumpet
◆Eivind Aarset guitar ◆Elvira Plenar piano, keyboards
◆Klavs Hovman basses ◆Audun Kleive drums ◆Marilyn Mazur percussion

¥2,350  ジャンル:JAZZ、

Stephan Micus「ON THE WING」

世界各地の16種類もの多彩な楽器が織りなす新しい響き
どこか異世界に迷い込んでしまったような妖しい魅惑的なサウンド
●収録曲:
0
1. On the Wing
02.Winterlight
03.Gazelle
04.Blossoms in the Wind
05.The Bride
06.Ancient Trees
07.In the Dancing Snow
08. The Gate
09.Turquoise Fields
10.Morning Sky










●作風の5段階指標(目安)
  
エレガント度:
     哀愁度:★★★★★
ロマンティック度:★★
    
不思議度:★★★★★
     繊細度:★★★★★
ORIGINALCOUNTRY:
 GERMANY
★2008.02.24入荷


STEPHAN MICUSは世界各地のエスニック楽器のマルチ奏者。
北インドからバリや日本、スペインなど各地を巡り、すでに70年代から尺八や笙などの日本の笛を始め、アジアや世界各地の珍しいエスニック楽器を駆使し、いままでに
同時に演奏されることがなかったような組み合わせで扱い、独自のサウンドを作り上げるそのスタイルは、NEW AGEミュージックの先駆けともいえる人物であり、多数の作品をリリースするECMレコードのなかでもとりわけ秘境的な存在でもあります。
本作はそんな
MICUSの2006年リリースの最新作!
今回もそのマルチな演奏技術は遺憾なく発揮され、
sattar(ウイグルの擦弦楽器)やmudbedsh(イラクのシングル・リード楽器)、ビルマのゴング、14弦ギター、尺八やシタールなどをはじめとする全部で16種類もの多彩な楽器がMICUSという一つの「音楽の鍋」でグツグツと煮込まれ、東洋でも西洋でもない、どこか異世界に迷い込んでしまったような妖しい魅惑的なサウンドを作り出しています。
それにしても、スピリチュアルでどこか人間の心の奥底にあるような郷愁を誘う、彼のサウンドには、我々現代人が失ってしまったアニミズム=自然信仰があるように思われます。(2007.9.10記)。

¥2,350  ジャンル:NEW AGE、AMBIENT、ワールドミュージック、

Jon Balke&Magnetic North Orchestra「Kyanos」

Arve Henriksen(trumpet)も参加した鬼才Jon BalkeのECM第3作目
まるで静かに更けゆく北欧の夜の風景を思わせる淡い色彩の憂いを帯びた独特のサウンド!
●収録曲:
0
1.Phanai
02.Zygotos
03.Mutatio
04.Ganglion
05.Katabolic
06.In vitro
07.Plica
08.Nano
09.Karyon
10.Kyanos
11.Apsis


●Per Jソrgensen trumpet●Morten Halle saxophones, flute●Arve Henriksen trumpet●Svante Henryson cello●Jon Balke piano, keyboards●Anders Jormin double-bass ●Audun Kleive drums, percussion
●作風の5段階指標(目安)
  
エレガント度:★★
     哀愁度:★★★★★
ロマンティック度:★★★
    
不思議度:★★★★★
     繊細度:★★★★★
ORIGINALCOUNTRY:
 GERMANY
★2008.01.05入荷


近年ECMを中心に個性的な作品を精力的に発表している、鬼才Jon BalkeはNORWAYのピアニスト&作曲家、アレンジャーです。
会社を辞めてぶらぶらしていた頃、たまたま某店頭でJon Balke&Magnetic North Orchestraという、どこかミステリアスな、聞き慣れない名前と幻想的なジャケット(←こればっかり…)に惹かれて購入したのが当方とJon Balkeとの出会いでした。
さて、例によってまた話しが少々ずれましたが、本作はそのBalkeがECMから発表した第3作目です。
楽器編成がなかなか面白く、クレジットをみてもいまいちどんなサウンドなのか想像がつきにくいのですが、JAZZというよりむしろ現代音楽と言った方がよいかもしれません。
なかでもとりわけ
Jon Balkeの特徴的なpianoのフレーズと、D.SYLVIAN作品でお馴染みのArve Henriksenの枯れた味わいのtrumpetが作品の柱となっており、またSvante Henrysonのcelloが健闘しており、作品に効果的な色を添えるのに成功しています。
淡い色彩の憂いを帯びた独特のサウンドは、まるで静かに更けゆく北欧の夜の風景を思わせます。それなりにヒーリング効果も期待できますので(当方は秋冬の夜長にきいてしょっちゅう黄昏れてます)寒い夜にゆっくりマッタリ聴きたい作品です。(2008.01.06記)。

¥2,350  ジャンル:現代音楽、JAZZ 


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